2016年3月14日月曜日

史料 その一  生駒藩政期の寺社知行

生駒家家臣分限ノ記に収録されている生駒藩政期の寺社知行を、以下、ご紹介申し上げる。
合掌。


社と寺の双方に、別途、地方知行が給されていた三件の事例。

六石六斗                    本山大明神<高良大明神>
一石五斗四升              持寳院<本山寺>
十六石一斗三升      石清尾太夫<友安氏>
八石                           石清尾宮坊<宝寿院>
二十三石五斗              金毘羅領
三百六石五斗              松尾領






引用文献

生駒家家臣分限ノ記、五種の生駒家侍帳に於ける記載の異同 (上坂氏顕彰会史料出版部 1998年刊行)



付記

大日領(春日大明神)、まんだらじ(曼陀羅寺)、誕生院(善通寺)、下吉田宮領(八幡宮)を併せ、上記事例と同様ではないかとの主張がなされるかもしれないが、この善通寺に関しては、今少し、考察を試みてから、結論を出したいと思う。
合掌。


四十石 けんぎょう與 、寳壽院神宮寺である。この寺は、明治維新の混乱期に廃寺となっている。詳細は、以下のURLを参照いただきたい。
合掌。

寳壽院神宮寺
http://kanonji.blogspot.jp/2013/09/blog-post.html

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